シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

2022/12/01「口を閉じて寝られるようになりたい」

すっかり冬になって、朝晩は気温が一桁になったりする。窓を開けて換気をしていると湿度も20%台になる。

 

私は口を開けて寝てしまうほうなのだが、こんな湿度の中でそんな寝方をすると、喉がガッサガサのボロボロになってしまう。

こんな状況をなんとかするには、加湿器が必要だ。それも寝ている間中アホかってくらいの蒸気を出してくれる加湿器が。

ということで、2万近く出してでっけ〜加湿器を買った。効果は……そこそこある。起きたらカッスカスの声しか出ない状態から、起きたらちょっと喉がカサカサしてるかな、くらいの。まあ思っていたほどの効果ではないが、これから毎日頑張ってもらうし必要な投資だったと思おう。

 

口を開けて寝る事のデメリットはもう1つあって、ヨダレが枕や布団についてしまうことだ。これはけっこうな問題で、朝起きてヨダレが乾いた後の匂いというのはかなり臭く、精神にくる。おっさんのヨダレが乾いた跡、という文字列から想像できるのより2倍は臭いと思う。

 

どうして口を開けて寝てしまうのかについては理由がそこそこわかっていて、今のところ

①寝るために身体から力を抜き、リラックスする→②脱力した結果、下顎が落ちる→③顎が落ちた結果、下唇も下がって口が開く

という流れのようだ。寝る前の自分を観察してみた結果これはわかったが、どうすれば口を閉じて寝られるのか、改善できるのかは全くわからない。

 

本当にどうしたらいいんだろう。助けてくれ。

 

 

2022/11/30「まんがタイムきららキャラット2023年1月号」

今月もまんがタイムきららキャラットを買って読んだ。

ので、いくつかピックアップして感想を残しておく。ちなみに、オニオンスープ派です。

 

「ばっどがーる」

まず、単行本が出た月に巻頭カラーでしっかり載っているのがすごい。

きらら系の雑誌から出る単行本では各書店で買う際につく特典用の絵を書きおろされることが多いので、単行本が出る月の雑誌連載分はよく休載になっているのだが、ばっどがーるは載っていた。著者の肉丸先生は他でも連載を持っているはずなので、すごい仕事量だと思う。

ばっどがーるのいいところは、4コマの4コマ目できちんとオチがつく(笑える)し1回で話も進むところ。そういう意味では今月も流石だった。毎打席ヒットを打ってくるバッターという感じ。

 

「またぞろ。」

六角巴と阿野楓とその関係性回にハズレなし。というかたぶん六角巴のことが好きなのだろうな、私は。

 

「おちこぼれフルーツタルト」

珍しくいい話っぽく次の話に繋がっていきそうだが、壮大な前振りにも見えてしまった。そう思わせるのも連載が続いて、こういう感じだろ、と私が(悪く言うと)ナメてるからなんだろうなあ。来月号でぶん殴ってきてほしい。

 

女装男子校のXX(アウトサイダー)」

とうとうキャラが揃ったかな? 連載に向けた体勢は整ったと思うので、ぜひ来月以降も載ってほしいなあ。

 

「メールブルーの旅人」

キャラットの中で再来月以降も載るであろうラインナップのうち、最も面白いマンガ。

一度ハカセクマノミ(クマちゃん)のように関係性ができると、そこに落ち着いてしまうがゆえの心地よさというか、お互いがお互いのことをそういうものだと思った後の心地よさというのは確かにあると思う。今回のお話はそこを暗めにえぐってきたなあという感じ。このマンガで屈指の好きな回だった。

 

「ひよ&びびっと」

毎度のことではあるが、ひよちゃんのギャグ性能が高すぎておもろい 基本的に話が2人で進められるのは、キャラがよくできているからだと思う。今の連載陣の中では結構好きかも。

 

魔法少女はやめさせない!」

ゲスト5話はなかなか珍しい。何が連載に足りないというんだ、編集部は。

 

「のけもののまち」

本当にこういう皮相しかみていない感想を最初に出して私も非常に心苦しいのだが、ジッペイくんがかわいすぎる。萌えだ。

それはそれとして、割とありがちな素材で勝負しにきている感があるので、どういう味をこれから出してくれるのか期待したい。

 

「死神ドットコム」

先月から終わるのかなあとうすうす思ってはいたが、やはり2巻切りのようだ。許せん! 

きららマンガのフィルターを通してクズと暴力と死を描くとこうなるんだね。最後まで見届けてコミックスを買うくらいしかできないが、今まで読んできたマンガの中でこんなに好きになったのは本当に久しぶりだった。1巻だけでも全人類に買ってほしい。

来月は最終回だが、どうオチをつけるのかな。激重感情女大怪獣バトルかな。

 

死神ドットコムが終わるので来月以降紙でキャラットを買う機会はなくなるかもしれないが、来月の私はなんて書いているだろう。

2022/11/29「「学問のすすめ」を読んだ&時間を効率的に使うコツ」

(追記: 11/30 AM0:51 一部文章を直しました。当該箇所にはその旨追記しました)

今日は仕事が思ったより暇だったので、読書の秋に駆け込む勢いで「学問のすすめ」(青空文庫版)を読んだ。

 

さすがに今の世の中でも語り継がれるだけあって、面白かった。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」みたいな有名なフレーズや「独立自尊」「実学」みたいな慶應生だったらだいたい聞いたことがあるだろうコンセプトも今読んでも価値があるものだが*1、個人的に最も心に残ったのは第十四編の「心事の棚卸し」の一部分だったので、以下で原文をそのまま引用しておく。

 

みな事の難易と時の長短とを比較せずして、時を計ること寛に過ぎ、事を視ること易に過ぎたる罪なり。

また世間に事を企つる人の言を聞くに、「生涯のうち」または「十年のうちにこれを成す」と言う者はもっとも多く、「三年のうち」、「一年のうちに」と言う者はやや少なく、「一月のうち」、あるいは「今日この事を企てて今まさにこれを行なう」と言う者はほとんどまれにして、「十年前に企てたることを今すでに成したり」と言うがごときは余輩いまだその人を見ず。

 

(追記箇所ここから)ということで、150年前から締切前になって時間が足りなくなる現象は人々の頭を悩ませていたようだ。ちなみに、福澤諭吉はこれに対して「心事の棚卸し」を勧めている。どういうことかというと、心の中で「私は時間を無駄に使っていないか?」という問いのもと、今までやってきたことを振り返り、今やっている事を見直し、これからのことを考える。こうやって振り返ることで、これからの自分の振る舞いについて改善できるだろうということのようだ(ちゃんと古文を読めている自信はないが(追記箇所ここまで))。

これはこれでとても大切な事であるのだが、とはいえ結局そのやり方で時間を効率的に使えるならば、締切前に時間がなくなったりしないのではないかとも思う。効率的仕事術が書かれたいろいろな本を読んできた私が思う、締切前に何かを終わらせるために必要なことはたった2つだ。

  1. 最初に時間を使い、完成させる。残った締切までの時間は見直しに使う。(ネタ元: 「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」 中島聡)
  2. 1を達成するために、時間を面や線で把握する。紙のカレンダーでもいいし自分でA4くらいの紙に書いてもいいのだが、とにかく自分が今いる日付と締切日までの間にどれくらいの日数があるのか、目で見てわかるようにする。それをもとに、1で書いた「最初」の日付をいつにするか設定する。(ネタ元: 「続・「超」整理法 時間編」 野口悠紀雄)

私はこのやり方を取り入れてから、締切を破る率や締切前に徹夜する必要がだいぶ減った。もちろん0になったわけでは全くなく、ヒーヒー言いながら仕事をする時もあるのだが……

 

*1:まあ、それをそのまま受け取るというより、現代ではどういう感じになってるだろう? と考えなければいけない部分はある。どんな本でも同じだが。

2022/11/28「死神ドットコム」

まんがタイムきららキャラットで連載されていた、私の大好きなマンガであるところの、死神ドットコムが終わることになった。とてつもなく悲しい。

 

と同時に、どこかで一度、話を成り立たせている関係性を終わらなくてはいけないマンガでもあった。それはとてもわかっているが、やはり実際に終わることを聞くと悲しい気持ちになる。なった。ので、今日は文章書くのお休みです。

2022/11/27「ぼっち・ざ・ろっく」

まんがタイムきららMAXまんがタイムきららキャラットは毎月購入して読んでいて、掲載されているマンガがアニメ化される時は見るようにしているのだが、「ぼっち・ざ・ろっく(以下、ぼざろ)」はどうも見る気になれない。Twitterで流れてくる制作風景の写真やライブのシーンだけの切り抜き(公式がYouTubeにあげている)を見ているだけで、なんだかお腹いっぱいになってしまう。

 

ノレていないのだ。周りの流れに。たぶんこのままの状態で見たとしても、めちゃくちゃにバイアスがかかった状態で見ることになって、ひどいアンチになるだけだろう。そう思い込んで、距離をとっておくしかないと感じる。

 

それにしても、なんでこんなに盛り上がっているんだろう。正直言って、「ぼざろ」が流行るなら「おちこぼれフルーツタルト(以下、おちフル)」が流行ってもよかっただろ、と思ってしまう。

これは対立煽りとかではなく本当にそう思っていて、少なくともマンガ原作内部の真面目:ギャグ成分の配合でいったらだいぶ似ているはずのこれらの作品がアニメになり、一方ではアニメ放送後にTwitterでトレンド入りして一方はそこまでならなかったのは、何が違うというのか。作画など、かけられるコストの違いだろうか(これも、「おちフル」は手を抜かれていたと言いたいのではなくて、「ぼざろ」にコストがすごいかかってそうですよね、という話でしかない)。「おちフル」は2020年秋だったので、ごちうさ3期と競合していたが、今期は他にきらら原作アニメがなく、見る層が大挙して押しかけているという違いだろうか。

 

なんとなくでいいからこの違いを生み出した理由を見つけたいし、そうやって自分を納得させることができたら、私が今持っている「ぼざろ」へのモヤモヤした気持ちも抑え込めるようになって、アニメも見れるようになるかもしれない。

 

早くそうなりたいなあ。