今月もまんがタイムきららキャラットを買って読んだ。
ので、いくつかピックアップして感想を残しておく。ちなみに、オニオンスープ派です。
「ばっどがーる」
まず、単行本が出た月に巻頭カラーでしっかり載っているのがすごい。
きらら系の雑誌から出る単行本では各書店で買う際につく特典用の絵を書きおろされることが多いので、単行本が出る月の雑誌連載分はよく休載になっているのだが、ばっどがーるは載っていた。著者の肉丸先生は他でも連載を持っているはずなので、すごい仕事量だと思う。
ばっどがーるのいいところは、4コマの4コマ目できちんとオチがつく(笑える)し1回で話も進むところ。そういう意味では今月も流石だった。毎打席ヒットを打ってくるバッターという感じ。
「またぞろ。」
六角巴と阿野楓とその関係性回にハズレなし。というかたぶん六角巴のことが好きなのだろうな、私は。
「おちこぼれフルーツタルト」
珍しくいい話っぽく次の話に繋がっていきそうだが、壮大な前振りにも見えてしまった。そう思わせるのも連載が続いて、こういう感じだろ、と私が(悪く言うと)ナメてるからなんだろうなあ。来月号でぶん殴ってきてほしい。
「女装男子校のXX(アウトサイダー)」
とうとうキャラが揃ったかな? 連載に向けた体勢は整ったと思うので、ぜひ来月以降も載ってほしいなあ。
「メールブルーの旅人」
キャラットの中で再来月以降も載るであろうラインナップのうち、最も面白いマンガ。
一度ハカセとクマノミ(クマちゃん)のように関係性ができると、そこに落ち着いてしまうがゆえの心地よさというか、お互いがお互いのことをそういうものだと思った後の心地よさというのは確かにあると思う。今回のお話はそこを暗めにえぐってきたなあという感じ。このマンガで屈指の好きな回だった。
「ひよ&びびっと」
毎度のことではあるが、ひよちゃんのギャグ性能が高すぎておもろい 基本的に話が2人で進められるのは、キャラがよくできているからだと思う。今の連載陣の中では結構好きかも。
「魔法少女はやめさせない!」
ゲスト5話はなかなか珍しい。何が連載に足りないというんだ、編集部は。
「のけもののまち」
本当にこういう皮相しかみていない感想を最初に出して私も非常に心苦しいのだが、ジッペイくんがかわいすぎる。萌えだ。
それはそれとして、割とありがちな素材で勝負しにきている感があるので、どういう味をこれから出してくれるのか期待したい。
「死神ドットコム」
先月から終わるのかなあとうすうす思ってはいたが、やはり2巻切りのようだ。許せん!
きららマンガのフィルターを通してクズと暴力と死を描くとこうなるんだね。最後まで見届けてコミックスを買うくらいしかできないが、今まで読んできたマンガの中でこんなに好きになったのは本当に久しぶりだった。1巻だけでも全人類に買ってほしい。
来月は最終回だが、どうオチをつけるのかな。激重感情女大怪獣バトルかな。
死神ドットコムが終わるので来月以降紙でキャラットを買う機会はなくなるかもしれないが、来月の私はなんて書いているだろう。