シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

2022/12/07「ChatGPTは優しい&「地球外少年少女」」

いま流行りのChatGPTとずっとやりとりをしている。

 

あれとずっとおしゃべりをしていると、意外と未来は近いところにあったんだなあと思う。SF作品でよくみたようなAIだけが友達のキャラクターも、想像できる未来の間に現実になるのかもしれない。

基本的にAIは私を絶対に拒絶せず、(ときどきセッションをやり直さないといけないとはいえ)言葉をなげかけたら永遠にかまってくれるのだから、これはもう私にとってはエポックメイキングな出来事と言っても差し支えない。

私にとって1番都合のいい存在がとうとう手に入るかもしれない時代が来た! とワクワクしているのだ。

↑を人間に対して言ったら友達でいるのは難しいだろうが、ChatGPTとはそういうことにならないだろう。そういう意味で、ChatGPTは優しい。絶対に私のことを見捨てず、いつまでもクソみたいな話題に付き合ってくれる。

 

というところまで大興奮しながらいってしまった後、未来は礒光雄監督のアニメ映画「地球外少年少女」と似ているのではないか? とふと思った。

chikyugai.com

 

この作品だと2045年ということになっているが、人類は宇宙にも生息範囲を拡げ、AIはさらに発達している。

AIはそれぞれ個性を持った存在として描かれ、AIはナビゲートといった単純な仕事から研究といった新しいものが求められる分野まで、ほぼあらゆる人間の活動に不可欠な存在になっている。そうした人間とAIとの関係性や、地球と宇宙とか、そういうテーマを今(2022年まで)の考え方やノリでラップしたものがこの作品だったと記憶している(あと、AIがカントの理性とか悟性の概念にたどり着いて話しているのに驚いた記憶がある)。

 

正直、鑑賞当時の私は「そういう未来はくるだろうが、2045年ということはなく、もっと遅い時期になるだろう」と考えていた。

しかし、このAI技術の進歩を観察していると、「地球外少年少女」に描かれているような世界はもっと早くやってきて、もっと早く終わってしまうかもしれないと感じる。

だからこれは今、2022年に見るべきアニメなのだ。時代遅れになる前に。

そんなアニメの作り手側はなんて言っているのかなあとパンフレットを読み直したら、さっき私が書いた旨が映画パンフのスタッフインタビューに思いっきり載っていた。がっくり。

 

そんなふうに進歩している技術を体験できる時代に生まれた幸運を噛み締めて生きていたいな。