シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

2022/12/30「メン・イン・ブラック」

今日は久々にAmazonプライムで映画を見た。見たものはメン・イン・ブラックだ。

メン・イン・ブラック

メン・イン・ブラック

  • ティム・ブレイニー
Amazon

 

有名な作品だが、あらすじを説明しておこう。

以前から地球には異星人がやってきている。彼らの存在を知られないようにするべく、メン・イン・ブラックと呼ばれる組織がある。この組織に新米として入った主人公・Jをウィル・スミスが演じていて、相棒のベテラン・Kをトミー・リー・ジョーンズがやっている。この2人で、ある異星人が地球にやってきて起こした(けっこう重大な)事件を追いかけるというストーリーだ。

 

評判がいい作品だとは聞いていたので少し期待して見たのだが、期待よりも無駄なところがない、面白い作品だったなーと思う。

冒頭でこの作品はこんなんですよという説明をした後、スムースに本筋に入り、ずっと無駄なイベントがないままラストまで駆け抜けていくので、見る上でストレスが全然なかった。

いい意味で、王道なエンターテイメントだなあという感じ。ウィル・スミスも、トミー・リー・ジョーンズも、どっちかというとコミカルな演技をしていたような気がするのもそこにいい影響を与えていた。特に、Kが冒頭の一列に並んだ不法移民に対してベラベラ話しかけるシーンとか、終盤の異星人を煽るところとか、なんだかちょっと気が抜けていて面白かった。まあこの感想は、本作を見る2日前に、「フルメタル・ジャケット」のハートマン軍曹出演シーンの動画を見てた影響が残っている気がするけども。

デカくてキモい虫など虫が大量に出てくるしSF小道具はちょっとチャチではあるものの、これらの点さえ大丈夫なら、年末年始に見るのにおすすめしたいような作品だった。

 

個人的に印象に残ったシーンは上記のトミー・リー・ジョーンズの演技ではあるのだが、それに加えてJが初めてエイリアンと遭遇して追跡するシーンで入った謎の建物での追いかけっこシーンの話もしたい。

まず、建物の見た目のインパクトがあった。なんだこの形?と

建物外観。google earthのスクショからトリミングして作成

それに、内部は螺旋の回廊みたいな感じで上層階にいける構造をしており、ちょっと奇抜で宇宙っぽくて面白い。あんな建物がニューヨークには前からあるのか……? と思って調べたら、美術館だった。

なるほど、美術館ならそういう感じの建物でも納得。全然知らなかったけど、結構有名な建物なのかな?

www.guggenheim.org

 

ついでに、どこから追いかけていたんだろう? と思ってそれも調べてみたら、だいたい4kmくらいの道のりになっており、結構Jはがんばって追いかけていたようだ。なるほど、それでKも「あいつは足で追いかけた」みたいなセリフで褒めていたんだな。思わぬところで作品への理解を深めてしまった気がするぞ。

 

追いかけ始めたあたりから美術館までの道のりをGoogleマップに聞いてみた図

 

年明けにはなるだろうが、メン・イン・ブラック2も見てみることにしたので、そしたらまた感想を日記にしようかな。

あと、今回はAmazonプライムで見ていたが、来年は劇場にもたくさん行きたいなあ……RRRとか結局今まで見れてないぞ