今日は弥生美術館・竹久夢二美術館で開催中の「田村セツコ展」に行ってきた。
けっこうオススメ。
セツコさんの絵は絵本でちょっと見たことがある……くらいの興味で行ってみたんだけど、私の知らない時代(昭和とかね)のお仕事も含めて、2フロアの小さなスペースの中にたくさん展示してあった。
ハンカチとかメモ帳、色鉛筆……そういうグッズ類に、セツコさんの絵が使われている時代があったんだなーと。かわいい〜と思ってその場は気にしていなかったのだが、帰宅して自分の色鉛筆(母が昔使っていたのを私がもらった)の箱を見てみたら、セツコ印があってびっくり。そこでも接点があったのか。
絵の他にもさまざまな展示があったのだが、特に心に残ったのはセツコさんが詠んだ俳句の展示。結構いいのがあったんだけど……どんなんだったかもう忘れてしまった。ここで書けない。
展示を見ていると、セツコさんはなんだか日常系アニメのキャラみたいだな〜というか、なにげない一瞬から小さくとも幸せを見つけられる人なんだなあ、と思う。私もそういう感じで生きてみたいな〜
それにしても、この美術館のあるあたりって初めて行った。
根津の駅から行くにしろ東大前の駅から行くにしろ、基本的に東大の建物を横に見ながら歩くことになる。でも、学生街らしいゴミゴミした感じはなく、結構静かだった。お店も新しい感じのより、30〜40年くらい前から変わってない店が多そう。
昔ながらというか。
ちょっと歩けば上野という地区でこんな景色がみられるとはあんまり思っていなかった。
まだ知らない東京っていっぱいあるな〜と思った1日だった。