「このはな綺譚」を見た
監督: 岡本英樹
シリーズ構成: 吉岡たかを
今日まで「このはな綺譚」を見ていた。このアニメ、面白い!!!!!
簡単にあらすじ。主人公の柚は、あの世とこの世の間にある旅館「此花亭」の新人仲居。此花亭にやってくる様々なお客さんや同じ仲居との関わりを通して、柚はいろんな気持ちを学び、逆に与えもする。そういう、コミュニケーションを積み重ねていく話。
これが本当に面白い。今年はここまで50本くらいアニメを見ているけど、そのうちの5本の指には入るくらい面白かった。
とにかく綺麗な話。ジャンルでいえば日常系になるんだろうけど、それとも少し違う感じ。1番雰囲気が近いのは「ARIA」シリーズかな。
個人的なこの作品の魅力は、ありのままを受け取る、偶然を大事にするというところにあると思う。わたしは、わたしの日常は「有用性」にほとんどコントロールされているけれど、この作品、特に柚は現在を生きることにひたむきで、そこがわたしにとってはまぶしい。
例えばわたしは「英語ができたらより給料が高い職種につけるな」と判断して、その将来を叶えるために現在英語の勉強をしてたりする。これはつまり、将来に現在が縛られているということだ。その意味で、私は現在だけを生きているわけではない(これは過去と現在の間でも同じことが言える)。
しかし、柚は違う。そういったことに縛られず生きていて、目の前のことに全力で取り組める。それがわたしにはすごく魅力的に見える。いいキャラクター
お話方面以外で特に印象に残ったのは、蓮ちゃん(下の画像のキャラ)。お当番回としては第3話「恋待ち焦がれ」などがあるんだけど、とってもかわいい。
#このはな綺譚 コラボカフェ、平日は17:00~です
— 天乃咲哉🦊このはな⑯巻8/23発売 (@amanosakuya) February 20, 2024
来てねー! https://t.co/FUnstSGueT pic.twitter.com/7prkhQhQLV
今年出会ったキャラクターの中でも1, 2を争うくらいかわいかった。CV は久保田梨沙さんなんだけど、つくづく廃業が悔やまれる。
監督の岡本さんはあまり監督作品はないものの、演出・絵コンテで参加した作品は多め。
シリーズ構成の吉岡さんは結構多作。このはな綺譚以外だと「ゼロの使い魔(1期)」「WORKING!!(2期以降)」「ホリミヤ」「魔法少女育成計画」あたりが有名なのかなあ(世代なだけかもしれない)。吉岡さんの働きは大きい。シリーズ構成として、12話の中で何をやるのかを配置していた。
加えて、自身で脚本を担当する回でもAパートBパートでネタ元になっている原作の話は別なのに、アニメの1話としてうまくまとめたりしている。この意味でも綺麗だし、特に8話は面白い。
ちなみにこの監督・シリーズ構成のコンビで今期(2024年夏)は「2.5 次元の誘惑」を作っているらしい。来期はあまり見るものないし「2.5 次元の誘惑」も追っかけて見ようかな(あと「先輩はおとこのこ」も)。
本当に面白かったなあ。おすすめ。
コミックスも買って読むくらいにはハマった。
