なんとか今年も出雲らへんに行けたので、その記録。
毎年1回は出雲らへん(だいたい米子〜出雲の範囲)に行っているけど、全く飽きない。この地域は私にとって、日本で1番好きな地域なんだよな〜
どこかに行く→知る→好きになる→また行く→(以下くりかえし)……という、幸せな無限ループが回っている。
今回行ったのは
あたり。それにしても、あんまりインバウンドの姿を見かけなかったなあ。まあ、インバウンドって6〜7割は東京・京都・大阪を見て帰るイメージがあるので、10月の出雲でも数としてはこんなもんなのかな、という気もする。
いろいろある中で、特に思い出に残ったのは足立美術館と稲佐の浜、日御碕神社。
足立美術館は今回初めて行けたんだけど、前評判通り庭園は素晴らしかった。さまざまなコンセプトで作庭された庭があり、その中でも特に主庭の枯山水はスケールの大きさや庭自身の美しさだけでなく、手入れの行き届きっぷりがすごくよかった。
ただ、そのスケールの大きさに比べて庭を見ることができる場所は限られているのがちょっと悲しいかな。個人的には喫茶室「翠」の窓から眺めるのがいいと思う(最低1000円払わないと入れないとこだけど……)。のんびり、かつ広角に庭を見渡すには、あそこが1番よさそう。
稲佐の浜では、3年目にして初めて、沈む夕日が見れた。
出雲地域の夕日は他の地域の夕日と比べて赤みが強いとなんとなく思っているんだけど、それをじっくり観察できたのが良かった。
伊勢は日が登るところとして神宮を、出雲は日が沈むところとして大社を造営した……みたいな話になっているとどこかで聞いたけど、昔の人もこのような夕日を見て、他との違いにびっくりしていたのだろうか。
そして日御碕神社。
この間の豪雨のせいでちょっといきづらくなってるけど、ここが1番よかった。
日御碕神社は歴史がとてつもない。ここに神様が招かれたのは2500年以上前……ということになっており、おおよそ1000年前から古記録に名前が出てくるような、そんな神社。
写真に出ている下の宮は、建物が建築されたのが約400年前(徳川家光の頃)という、なかなかないレベルの残りっぷりだ(もちろん修理とかは入ってるけど)。ひとめ見て、ここは他とはなんか違う、すごいところかもしれん……と思ってしまうような、そんな社殿なので、ぜひ行ってみてほしい(行くのめんどいけど)。
また来年もいこーっと