今日は仕事の裏で、ずっと 「G.E.O」をみていた。
(リンクがうまくはれていない気がする)
この番組は、重大事件(例えばテロ、立てこもりなど)に対して出動する、スペイン警察の特殊部隊のメンバーを選ぶまでのプロセスに密着したドキュメンタリーだ。
↑日本語の記事がなかった
このプロセスというのがなかなかエグく、容赦無くバシバシと候補生が振り落とされていく。それが(あんまりこういう言い方はよくないかもしれないが)面白かった。
例えば、
- 重装備を背負っての野外行進
- 冬の夜間に、池にパンツ1枚で入って顔まで沈める(そしてその状態で耐える)
- ジャングルのような場所での訓練(もちろん装備あり)。冬の川を越え、森を進む
などなど、肉体的にきついものがもりだくさん。
もともと選ばれた警察官しか呼ばれない選考のはずなのに、それでもどんどん脱落していくのが恐ろしい。
特に、繰り返し行われていた「冬の夜間に池にパンツ1枚で入って顔まで沈める」訓練は本当にきついんだろうな……候補生たちの心が折れて、池から自分の身体を引き上げるシーン(わりとある)が、残酷で興味深かった。
後半になると今度は精神的にプレッシャーのかかる場面を模した訓練が増えてくる。
例えば射撃や建物の制圧、空中からの降下などの場面がそうだ。これらはミスの許容範囲が狭い分野だけに、訓練官もかなり強い言葉で叱責するし、候補生の緊張も伝わってくる。
どんなもんじゃいと思ってみていたけれど、気づいたら最後まで見てしまっているくらいには面白かった。