いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜、最高です。
なもり先生原作の、「ゆるゆり」から派生した「大室家」。週末に劇場で見てきました。
大室家の三姉妹、長女・撫子、次女・櫻子、三女・花子を中心にしたお話がエピソード的に詰め込まれているだけ……ではあるんだけど、これがたまらなく楽しい。
原作を読んでいない・知らない人だとお話についていくのはちょっと大変かもしれないが、原作を知っている人にはぜひおすすめしたい。想像以上に動く。動くことで生まれる情報がある。
個人的にはやっぱ、大室家だからこそ出てくるキャラクター……撫子や花子のクラスメートが登場するシーンが印象に残った。特に撫子のパートは………読んでたらわかるけど、ねえ。緊張感あるじゃないですか。
スタッフをみると、監督の龍輪さんはシャフト出身……ということでいいのかな。「ネギま!」あたりから絵コンテ切ったりと演出方面にも入っている方のようで(アニメwiki調べ)、結構キャリアが長かった。新房さんの下でもお仕事されてるみたい。
キャラクターデザイン・総作画監督は「きんモザ」や「ひなこのーと」でキャラデザや作画監督を歴任してきた植田さん。
個人的にはどっちも好きな作品なので、そこのスタッフさんがついているのはみる前の安心ポイントであった。特になんというか、今こういう話をインターネットに書いておくのはセンシティブな気がするけど、どちらかといえば原作を大切にするほうのスタッフさんだと思うし、そのイメージは間違っていなかった……はずだ。
ただまあ、個人的には背景とか美術が1番心に残った。
なんというか、めちゃくちゃ写実的といえばいいのかな。背景アニメといえば個人的には「のんのんびより」なんだけど、大室家からは一段上のリアリティを感じる。ほんとにそのへんで三姉妹などなどが生きてるんじゃないかという気になっちゃうような、そんな感じのするアニメだった。
いや〜〜〜〜〜〜〜、おすすめです。