シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

憧憬の路2024に行ってきました

今年も10/26, 10/27と広島県竹原市の街並み保存地区で開催された、憧憬の路に行ってきました

 

www.takeharakankou.jp

 

ざっくりどんなお祭りかというと、江戸時代の街並みを残した地区を竹の筒の中に灯した蝋燭でライトアップするお祭り。

アニメ「たまゆら」でよく描かれているので、2年連続で聖地巡礼として訪れてみた。

 

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これが

 

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こうなる

 

もうたまゆらOVAが世に出てからは15年、完結してからもそろそろ10年が経つ作品だけど、まだまだオタクは憧憬の路に来ている。

 

地元の人も「あーたまゆらね」みたいな感じで少なくとも名前は知っているし、アニメに出てくるももねこ様というゆるきゃらは、もはや土着しつつある。

 

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商店街の一角で祀られるももねこ様

 

しみじみ思うけど、行ってよかった。

たまゆらで描かれてる憧憬の路がそのままあるのが良い。

 

これは単に風景がそっくりだったとかそういう話ではなくて、みんなが特別な気持ちを持って集まる場所として描かれたこの祭りが、オタクに乗っ取られずに残っていてくれてよかった、ということ。

 

普段の竹原からは考えられないくらい、ほんとにどこにいたんだってくらいの若者がいて、べらべら喋りながら竹灯りの街並みをぶらついたり、出店のご飯を食べたりしている。

おじさんおばさんおにーさんおねーさんが竹灯りの準備をし、思い出話をし、酒を酌み交わす。

そんな光景が、まだここにはある。

 

舞台装置扱いされてる地元民からしたらもちろんたまったもんじゃないかもしれないだろうが、わたしはそういう風景が見れたのが嬉しい。それが見たくてここに来たから。

 

来年も来れたらいいなあ。そうやってわたしと竹原の間にも、何か積み重ねられたらいいなあ。

 

おまけ

個人的には、たまゆら何の関係もない神社の中でももねこ様を見つけたのが1番感動した。お賽銭まで供えられてるし。

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