シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

2023/02/12「松島と塩釜に行ってきた」

日帰りで松島と塩釜に行ってきた。

このあたりが関東から日帰りで行けるって知らなかったけど、大宮からだと仙台まで新幹線で1時間くらいで着いちゃうし、案外近い。

 

金曜あたりの雪がまだ残っていたら、雪の松島が見れるかも? と思って行ったのだが……残念ながら、仙台や松島のあたりはだいぶ日が照って暖かく、雪はだいぶ溶けてしまったようだ。

 

仙台で新幹線から仙石線に乗り換え、40分くらい電車に乗って松島海岸駅へ。ここでは松島湾の観光船に乗ったり、食べ歩きをしたり、お寺を見たりした。他にも、四大観と呼ばれている、陸から松島を見るにはいいスポットたちにも行きたかったんだけど、車がなかったので断念。

 

だから松島湾の島は観光船からしか見れなかったが、船だとやっぱり個々の島(岩?)に近づけるのがよかった。写真に写っている仁王島も近づいて見ることができたが、仁王っていうより、スフィンクスとかライオンみたいな形だな……と思った。

松島湾の仁王島

あと、松島湾の観光船に乗るなら、船の後ろのデッキに出て、右も左も動けるような体勢にしておくのが1番いろんな景色を見れておすすめ。

 

音声ガイドが進行方向右側の案内ばっかりで、左側がよく見える席に座ってしまうと(私みたいに)、案内される景色があんまり見えなくてちょっと悲しかった(左側だと、鐘島とか仁王島がよく見えるけど)

 

 

 

そのあとは仙石線を仙台方面に少し戻って、塩釜のお寿司屋さんでお寿司をいただいた。特に漬けやトロといったマグロ、エビ、いくらといったネタが美味しい(いくらは写真だと見切れてしまったが……)

すし哲さんの上握り

 

塩釜では他にも、鹽竈神社(鹽竈は しおがま と読む)という神社にお参りした。Wikipediaによると、軽く1000年の歴史があるそうだ。

鹽竈神社 - Wikipedia

たぶん東北地方を日本に組み込んでいく過程では大きな役割を果たしたんだろうなあ、と思わされるほどの風格がある神社で、山まるごと神社の領域という感じ。

歩いている時は、京都の吉田神社あたりをウロウロした時のことを思い出していた。ちょっと似ていた気がする。

雰囲気のいい神社で、松島に行く機会があれば電車を途中下車してでも行ってみてほしい。

鹽竈神社の表参道(人が写ってしまったので加工した)

 

塩釜ではあまり街歩きらしいことはできなかったのだが、やはりというべきか、低い土地に建っている建物は軒並み新しいものだった。立ち寄ったお寿司屋さんやお土産を買いに行ったお店の中には、ここまで津波が来ました、というのを店内に表示しているところもあった。

 

東北にはこれまで旅行で来たことがなかったし、私個人の経験で言えば震災ってもうずいぶん昔の出来事になってしまったが、まだまだ過去のことじゃないんだなあ……と、知らなくて申し訳ない気持ちになった。

 

そういう過去もありつつ、松島や塩釜は新幹線を使えば日帰りもできるくらい関東からは近いし、魅力のある土地なんだな、というのが今回の旅行でわかったのは、大きな収穫だった。

これからも東北のいろんなところに足を伸ばしてみよう