声優の音楽活動は最高だぜ!ということで継続的にウォッチしているので、2023年の下半期に出たアルバムも全部聴きました。感想を書きます。
今期の全体的な感想としては、「ポジションをとるのが難しい」のひとこと。
デビューアルバムが多く、ウォッチャーとしては新しいものが摂取できる嬉しさがあった。一方で、2023年上半期に感じた「このアルバムを勧めたい!」というほどの熱量は、ついにやってこなかった。このアルバムを聴け!みたいな意見を持ちづらい、そんな季節でした。
1. 岬なこ「day to YOU」
デビューアルバム。1日がテーマになってるらしい。1日の側面側面を切り取っているみたいだけど、正直あんまり刺さらなかった。ああ、こういうアルバムなのね! と、コンセプトに納得できないのがなんか気持ち悪い。
その中で1曲、オススメ曲を出すならば「ソラトレイト」。サビの歌詞いいなーって思ったら渡辺翔が作詞だった。
2. 朝ノ瑠璃「百歌繚乱」
私はコスプレイヤー(Liyuuのことです)のアルバムもこういう記事で紹介したことがあるので、当然これも紹介しなければいけない(女性声優の定義問題)。
全然関係ないけど、Vtuber のソロ曲はキャラソンなのでしょうか。それとも声優でいうノンタイ曲なのでしょうか。このアルバムに関しては割と声優っぽい感じを受けたのだけど、みなさんはどうでしょうか。
私の好きな曲は「MASAKARI」。よくもわるくも、和ロックばっかなんだろうな〜という思い込みをぶっ壊してくれた。あと、私はこういうタイプの曲にめっぽう弱い。
しかし1アルバムに15曲て。よくそんなに曲があるな……
3. 内田彩「Music」
すげー久しぶりに見た気がする。実際調べたら、フルアルバムは4年ぶりとのこと。
割とアニタイ曲あるのにね。意外。
さて、聞いてみた感じとしては、元気、ポップ、そんな形容詞が似合いそうなアルバムだった。
女性声優楽曲ってこういうのだよな〜という気持ちになれたので、結構好きです。
私が好きな曲は 「Roman tic-tac」。おしゃれで、アルバムを通しで聴いてみると目立つ。
4. 相良茉優「Smile my style」
こちらもデビューアルバム。
けっこうバンドサウンドが多くてそういうのが好きな人は楽しめるかも。正直私にとってはあんま好みではない。私の好みはもっとエレクトロな感じなので……
オススメするなら 1 曲目の「Sing so Free」かなあ。
5. 夏川椎菜「CABLE SALAD」
前作の「コンポジット」って出たの2022年なんだ。
意外とアルバムが出るペースが早かった。
なんというか、収録曲の中でいうと、「ササクレ」が異常に目立っている。パレイド2023年版というか。
私は夏川椎菜さんの音楽でパレイドが1番好きなので印象に残っているだけという説もあるけど、やっぱ他の曲と比べても違う文脈を持っている気がするなあ。次のアルバムにこういう曲が入るのか、他の曲から「諦め」みたいな匂いがしていることも合わせて考えると、なんか気になる。
他の曲の話をすると、けっこうライブ向けの曲が多かった。リスナーにノってほしい部分がわかりやすい曲。アルバム出たってことはツアーもやるだろうけど、きっと楽しいツアーになるんでしょうね。
私が好きな曲は(「ササクレ」を除いたら)「コーリング・ロンリー」。この曲もぜひ聴いてほしいですね。
まとめ
結局 1 番好きだったのは夏川椎菜「ケーブルサラダ」だった。オタクだから。
ちなみにこの時期に出たEPまで含めると、峯田茉優さんの「WHO ARE ME?」か山村響さんの「Bitter Sweet」はかなりよく聞きました。
あと栗林みな実さんの「Leap」がかなり好きでした。
さすがに女性声優アルバムを紹介する記事でこれを入れるのはどうなんだろう……と思って上では抜いたけど、君望とかで声優してるし入れてもいいんじゃないか……??? それにこじつけて書いてもいいんじゃないか??? とちょっと悩んだ
来期もよき音楽ライフを。