今日は(また)名古屋から京都まで電車で移動していた
普通電車で移動しているので(お金がないし時間はあるから、この距離で新幹線に乗りたくない)途中で関ヶ原を通るんだけど、今日はわざわざ降りるほどの余裕はなかったのでスルー。ほんとはまた行って写真付きの日記をあげたかった。
まあ、わざわざ降りることまではしなくても、やっぱり関ヶ原を通る時には関ヶ原の戦いのことを考えてしまう。
今日は、どうやってご飯の都合をしていたんだろう……ということが気になっていた。
西軍はまあ、京都や大阪みたいな大都市が背後にあるから、そこに集まってきた物資から自分で持てるだけのご飯をひっつかんでいればなんとかなるかもしれない。
でも東軍は1回関東で展開した軍を解体して関ヶ原まで移動するわけだから、パッと考えても必要な段取りとして
- ご飯を道中に用意する
- 宿も用意する
- 甲冑とか刀をフル装備のまま歩くことは考えづらいので、装備は船か陸路かで送れるように手配する
- 人やものが動く道を確保する
といったステップがある。
しかもこれを(軍の規模が言い伝え通りなら)数万人規模でやるわけだから、そうとうな交通と経済のインフラがないと難しい調整になるはずだ。
個人的に、こういう動きが全国的にできたのか、それとも関東〜京都を結ぶ線や京都〜北陸を結ぶ線、京都〜瀬戸内海地域といった、メジャーな交易ルートでしかできないことなのかなあ? といったことも気になるのだけれど、まあどっちにしてもそんなことができるインフラがあったというのにびっくりする。
うーん。そういうところに注目した本とか研究とかないものか。案外みんな知ってて、私が知らないだけだったりするのかなあ。