シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

この春から大学へ行く人におすすめした英語の参考書3つ

タイトルの通り。この春から大学に入学する親戚とこの間お話をしたんだけど、そん時に「英語の勉強をもう少しやりたい」って言われたので、以下の3冊をおすすめしてみた。

 

大学受験のためにちゃんと英語を勉強した前提(最近の大学受験事情は知りませんが……)で、さらにもう少し英語やりたいな〜って思ってる意識の高い学生にはいいんじゃないでしょうか。

 

一応言っておくと、私は英検 1 級に 1 回受かったり、TOEIC LR で 920 点とったりしてます(英検だとか TOEIC920 ごときでハクがつくとは思わんけど)。あとこれ全部読んだ上でおすすめしてます。

 

あ、留学のための試験とか TOEIC スコアとか、英語学習の目標がある人はその試験のための勉強をするのが最短ルートだと思うんで、そういう人はそっちの勉強してください。

 

 

1冊目: 英文ライティングのメタモルフォーゼ

 

最近読んだんだけど、かなり良かった。

英作文で自分の言いたいことをある程度表現できる人が、さらにレベルアップするための本。いわゆる「こなれた英文」ってやつになるのかな?

この本を読んでちゃんと勉強したら、第5文型を使った、英語っぽい文章を書けるようになれる……はず。

あと、その過程でボキャブラリーも増えるのが推しポイントかな。特に動詞の言い換えというか、シンプルな動詞をより適切な動詞に置き換えていく回路が脳内に構築されるというか。

Exercise もそういう意味でかなり良くて、わたしでも「あ〜そういう動詞選び(or 表現)があるのね〜」と勉強になった。

 

2冊目: 英語のしくみがわかる基本動詞24 <新装版>

 

個人的には英語参考書ベスト3を選べと言われたらこの本は必ず入るくらい、思い入れがある本。

基本的な動詞、例えば get, take, have, be……といったものが持つイメージを通して、それぞれの語が使われるときの個別の意味についての理解が深まる。

個人的な話にはなるけれど、自分が英語を使うときってこの本に載っているような基本的な動詞 + 名詞でカバーできる割合が広かったので、自分が読む・聞く側の時でも書く・話す時でも、この本が力になってくれた。

 

英語使って仕事したいんです! みたいな目標があるなら基本的な動詞から卒業して、適切な動詞を選べるようにならないといけないんだけど、その前段階に到達していない英語学習者がほとんどだと思う。で、そういう人にはいい本。そう書くと大学生には良さそうじゃない?

 

3冊目: 英語のセンスを磨く 英文解読への誘い

 

ま、ちょっと数合わせというのも入っているけど、3冊目におすすめしたのはこの本。

多分この中では1番レベル高いと思う。

英文学とか、英語ネイティブ……というよりアメリカ人やイギリス人が、彼ら向けに書いた文章もいい感じに読めるようになろうよ、みたいな本。訳を自分で作った上で、行方先生の誌上講義を読みながら学んでいくのがいいかな。

単に書いてあることがなんとなくわかる、というより、味わって読む、みたいなことがやりたい人向け。

 

個人的には、最近出た田上先生の「読解のための上級英文法」とかも気になってるんだけど、まだ読めてないんだよね〜