これが一過性のことなのかわからないが、最近、明らかに物欲が減っている。インターネットで買い物をしなくなった。
今までの私なら、冬コミの新刊は書店委託が始まった途端にバカスカ買っていたし、ゲームは欲しいなら予約していたし、スマホのような家電にしろ、読みたい本にしろ、とにかく欲しいものであるなら買っていた。
しかし、そういうのがバカらしく感じるようになった。
どうせ半年後になれば冬コミの新刊は半額にはなるし(もっとも、これが当てはまるのはたぶんエロ本だけだろうが)、ゲームだってSteamやEpicで買うなら50%オフ、75%オフは当たり前だ。なんなら無料になることだってある。電子書籍は紙の本と違って信じられない値段まで割り引かれている時があるし、スマホなんか端末代は実質月々1円になる。
そんなセールの広告ばかり見せられて、どうやったら「よし、定価でものを買おう」となるだろうか。なるわけがない。どうして定価でものを買っていたのか、理由が全く思い出せなくなってしまった。自分もその一員だったはずなのに。
そういえば、みんながみんなセール品しか買わなくなったら、この社会はどうなるんだろう?
まあ今日の話は、セール品しか買えないくらい私が貧乏になっただけ、という話でしかないのだが。