今日はアニメ「たまゆら」のシリーズ3作目でありテレビアニメ2期の、「たまゆら〜もあぐれっしぶ〜」を見た。
1作目のOVAとテレビアニメ第1期の感想は以下の日記で書いた。
沢渡楓は高校進学を機に、亡き父の故郷である広島県・竹原に(家族ごと)引っ越してきた。アニメ2期となる本作では、高校2年生に進級した楓が写真部を作り、さらに新しいチャレンジを始めていく。
という感じの話だ。
さて、本作だが、アニメ1期と比べると1期のほうが面白かった。
こういうタイプのアニメはコンテ、音楽、演技で空気感を作っていくのが肝になるが、その空気感を作り出すのがうまくいっていなかった気がする。お話としてはあまり山場がなく、新キャラに関しても(ビジュアルは萌え萌え美少女ですごくいいが)この後にやってくると思われるメイン4人の卒業とそれにともなう別れ(?)の前フリにしか感じられなかった。
いいアニメというものは、グッと引き込まれる場面、そのアニメのことを考えた時に思い出すシーンがあるものだが、このアニメではそれが特にない。そういう意味で、見た後で何も残らないアニメだったと思う。時間を溶かしたい人におすすめかもしれないね。