今日はこの本を読んだ。あんまりわからなかった。
量子力学の理論的な基礎から、最近(この本が出た2012年当時から見て)の研究で言われていることまで、おおまかに概要を教えてくれる本だ。
目次を見ればわかるように、
といったものが触れられている。後半2つは初めて知った。
で、おもしろかったのかというと、それがよくわからなかったのだ。よくわかんないものにたいして、おもしろいとかおもしろくないとかいうことは私にはできなかった。そしてがっかりした。
私には、いつの日にか量子力学が何を言っている学問なのか、理解したいという野望がある。
まあちょっとした野望なので、そんなに真面目に勉強しているわけじゃない。
とはいえ、理解したいと思っているのも本当なので、本を読んでも全然理解できない自分を見つけると、どうしてもがっかりしてしまう。
これは……私が古典的な(=それまでの)物理学をちゃんと勉強していないからなのかなあ……(それならまだ救いようがあるので嬉しい)
量子力学は古典的な物理学と異なって、以下の点があるようだ。しかし私には、それの何が革新的なのかがわからなかった。
- 量子の離散的な状態を測定するらしいこと(ここが1番よくわからん。なんなら本に書いてあることと違うことを言っているまである)
- この量子を測定するにあたって因果律は成立せず、測定された結果は確率的にのみ決定されること
- 1つの量子の状態は、他の量子の状態に依存すること
あー、あと、局所性ってなんなのかが理解できなかったなあ(近接しているものの間でのみ相互に作用がはたらく、っていうけど、「近接」ってどこからなの?)。
まだまだ勉強しないとなーー 別に役に立つわけでもないけれど