シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

「失敗の科学」を読んだ

今日はこの本を読んでいた。
 
はてなブログTwitter貼り付けがうまく動かないので貼り付けられないが(Twitterのせいなのか、はてなのせいなのかわからないが)、Twitterで紹介されていたのでちょっと読んでみた。
 
内容としては……失敗から学ぶために、何が組織や個人に必要なのか、事例とデータをもとに探っていこうとする本だ。
 
失敗から学べる個人や組織はより良い学びを得て、さらなる改善ができている。例えば航空業界では、航空事故やいわゆるヒヤリハット案件の原因を探るために調査が行われる。その際の制度設計がよくできているために、「なぜ、その事故が起きたのか?」についての調査がしっかり行われることが期待できる。
 
一方、そうでない業界もある。というかそうでない業界のほうが多い。この本だと司法の分野や医療が挙げられていたが、これは私たちの身の回りに溢れていることでもある。
事実への理解が異なっている、記憶が間違っていた、そういうことが認められない人はたくさんいるし、私もたぶんその1人だ。
 
間違いを認め、間違ったことから学びを得る人が、より良いパフォーマンスを発揮できるのだ! という本書の主張はその通りだと思う。まあ、そういう失敗から学ぶマインドセットをどうしたら得られるのか、失敗から学ぶ組織にどうすればできるのかという話が書いてある本ではないので、バカには退屈かもしれない。
 
 
個人的には、私が現在やっている、生活からデータをとり、そのデータをもとに生活を変えていくことって、取り組みの方向としては間違ってなかったのかも〜と思えたのがちょっと嬉しかった。