シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

Reggie を見た

今日はこれを見ていた。

 

レジー・ジャクソンの野球人生をたどるドキュメンタリーだ。

 

en.wikipedia.org

 

けっこう面白かった。

 

ジーの野球人生をたどる……といっても、単に「あの打席ではどんなこと考えてたんですか?」みたいな質問ばかりで構成されているドキュメンタリーではない。

 

彼をテーマに、メジャーリーグにおける黒人プレーヤーがどういう扱いをされてきたのか、ということを取り上げている時間のほうが圧倒的に長かった。

 

まだレジーがマイナーリーガーだったころ、南部では人種によって使える場所が決まっていた。そのころから時間は経ったけど、いまだに人種による差別はアメリカ社会に残っている。それに対してどういうことができるだろう? というのがテーマになっているようだ。

 

この作品で取り上げられていて個人的にびっくりしたんだけど、メジャーリーグの球団を所有しているオーナーに、黒人って全然いない。株式の数%や共同で所有している中に1人黒人がいる、というのでさえ、マーリンズ(ジーター)とドジャース(マジック・ジョンソン)の2つだけだ。残りの28チームは企業か裕福な白人が所有している。

 

選手として活躍した黒人はたくさんいるのに、多数派オーナーとして球団を所有している黒人はいないし、監督として指揮をとっているのだってアストロズのダスティ・ベイカーとドジャースのデーブ・ロバーツしかいない。

 

普段 MLB をよく見ているはずの私が、そんな不均衡があることに気づかなかった、というのにびっくりしたし、自分にがっかりした。

 

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