先週の話だけど。
前から気になっていた平泉に行ってきた。
かなりいい景色だった。また春になったら行こうかな(雪とか寒さは厳しそうなので冬あんまいきたくない)
今回は世界遺産・平泉として登録されている場所(下記で白文字赤背景になってるとこ)のうち、中尊寺と毛越寺だけ行ってきた。
今回はいろいろあって仙台でレンタカー借りてから行ったんだけど、意外と仙台から遠かった。車で1時間半くらいかかったかな?
それに中尊寺の駐車場が激混みで、入庫待ちの渋滞に思いっきり巻き込まれた。私の時は平泉世界遺産センターの駐車場がガラガラだったので、そこをおすすめしたい。普通車なら数十台は停まれると思う。
中尊寺まで10分くらい歩く必要があるけど、あんな渋滞に巻き込まれるくらいならそこに停めたほうがマシだ。世界遺産センターは平泉にまつわる展示もあるので、これから行く場所がどういう場所なのかをざっくり知ることにも使えてお得だし。
中尊寺は山の中腹……もしかしたらてっぺん? にお堂や関連建物が並んでいる構造で、本堂や金色堂まではふもとから10分くらい? 登ったところにある。じいちゃんばーちゃんには厳しい感じの傾斜で、若者(私のことです)も息が切れる程度にはきつかった。
ただ、そんなコンディションの割には人が多い! 日記に載せようと思って写真を撮っても、人の顔が写り込んでしまうので断念した。いやーここまで人が多いとは。
個人的中尊寺のおすすめポイントは、宝物殿。
入って最初に目に入ってくる薬師如来2体と阿弥陀如来1体の仏像は、同時代の京都や奈良の仏像と比べても遜色ない出来だと思う。かなりびっくりした。その後も様々な仏像などの宝物を見れば見るほど、奥州藤原氏の栄華を感じる構成になっている。
宝物殿が写真撮影禁止で写真をここに載せられないのが残念だ。
金色堂ももちろん見に行ったけど、コンクリート製の覆堂で囲まれており、私たち参拝者は一面だけしか見れないのがちょっと残念だった。
ただこれもまた、実際に見ると素晴らしかった。実際に見ると、その大きさや建物の中身もよくわかるような気がする。1000年前に、平泉という場所で、金色堂を建てられる存在がいたってことが腹に落ちるような感覚があった。
もう1つ行った場所として、毛越寺というのがある。個人的にはここもかなり良かった。
特に庭園。
広大な池とそれを囲うように建っていた数々の建物の跡が、かつての繁栄を語っている……ような気がする。
特に、私が行った時はちょうど夕日の時間帯に差し掛かっていて、それもまた良かったと思う。西の山に沈んでいく夕陽と広大な池、そして紅葉した紅葉の組み合わせは、本当にこころに残る光景だった。
当時の建物はもう残っていないけど、こうして山に日が落ちていく様を池の淵から眺めたのは、1000年前の人でも同じなのかもね