シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を今更見直す

まさか2023年にもなって、俺妹も見直す日が来るとは思わなかった。

いつもはアニメのあらすじも書くんだけど、まあこれに関してはいいでしょう……ということで、省略。

animestore.docomo.ne.jp

 

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久しぶりに見直して、面白かった? つまらなかった? と聞かれると……もう、面白い! とは言えないかな。

言い換えると、自信を持って、今これがお前らの見るべきアニメだ! と、オススメできる作品ではもはやない。

 

この作品は「懐かしい」、という形容詞と一緒に語られるべき作品だと思う。

 

私にとってはこの作品に出てきた2010-2012年くらいのアキバが、1番馴染みのあるアキバだ。

だからアキバが映るたびに、ただただ懐かしくなった。

 

パッと思い出せるだけで、あの頃と比べると

  • ガンダムカフェは閉店した
  • ラジオ会館は建て替わった
  • ベルサールと中央通りを挟んで向かいの建物はもうソフマップではない
  • とらのあなは全店舗がアキバから撤退した
  • 角田ビルとか懐かしくなっちゃった
  • ガシャポン会館は……まだあるんだっけ? 行ったことなし
  • メイドカフェは守備範囲外だからわからんけど、たしか線路下にあったコンセプトカフェみたいなところは閉店した……よね……?

最後はなんか怪しいが、まあ、それはおいといて。

 

本当に懐かしい気持ちにさせてくれるアニメだった。

登場キャラクターはガラケー持って赤外線通信で連絡先を交換してるし。キャラがMixiっぽいのやってたときは若干気を失いかけたし、怪盗ロワイヤルとかドリランドとかやってたら本当に卒倒して救急車で運ばれてたかもしれない。

 

加えて、時代の流れによって、このアニメで良かったところがちょっと伝わりづらくなっているような気もする。

たぶん今なら、オタクへのネガティブなイメージもそこまで持たれていないんじゃないかなあ。だからこそ、ネガティブなイメージを持たれるものであっても、好きなものを好きと言える桐乃のカッコよさが引き立っていたけど、もはやそういう時代でもないでしょう(それはそれでいいことかもしれないし、メッセージ自体は今でも伝わるものだと思いたいけど)

 

 

 

しかしまあ、見直してみると、桐乃は……めっちゃ気合い入れて描写されてるし、黒猫ってめっちゃかわいいっすね。

桐乃が映ってるカットだけよく動くし、なんかどことなくえろいし、こいつがヒロインです! っていう感じがビンビン伝わってきた。あとヒロインとラブホ行く電撃文庫の伝統はここ発祥ということでよいのでしょうか。

 

私は前から黒猫派だったんだけど、改めてアニメの黒猫を見たら、めちゃくちゃかわいかった(語彙力なし)。

なんか一歩間違ってたら黒猫のタトゥーくらい入れてたかもしれないわ。

特に、黒猫のせいで好きなキャラクターが規定された部分もかなりあるんだな……後々好きになったアイツもアイツも、元はといえば黒猫なんだな……ということがよくわかった。

具体的にいうと、女の左目の泣きぼくろが好きなのって、黒猫由来だったんだ。赤木リツ子のせいだと思ってた。

 

あと、本当に「irony」がいい曲。

irony

irony

  • provided courtesy of iTunes

 

kz で1番好きな曲はこれまでもこれからも 「Star☆Glitter」なんだけど(そして、まさに←が言いたくて「irony」をわざわざここで取り上げている部分もあるんだけど)、「irony」っていい曲だなあ……アニメサイズをYoutubeで見せて聞かせてほしいわ。


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