シャツとソックスの日記

@shatsutosokks の日記帳です。

「アニマエール」を見た

昨日まで、アニメ「アニマエール!」をみていた。おもしろいアニメだった。

animestore.docomo.ne.jp

 

話を説明するなら、ある日見たチアリーディングの演技に魅了されたこはねという女の子が、入った高校でチア部を作って、仲間(友達)が増えていって……というのを描いた話、といえばいいのだろうか。

この説明だとスポーツものっぽい感じがするかもしれないが、そんなことは全くない。まんがタイムきらら系の、キャラクターを描いていれば1話が終わっていくタイプのアニメだ。

 

 

上にも書いたけど、このアニメはおもしろい。キャラクターと絵が特に良かったと思う。

 

この作品に登場する多くのキャラクターたちはなんというか、どこかおかしいところを持っていて、そのおかしいところを通して他のキャラクターを見ている。そこが作品内で笑えるポイントを作り出していて、個人的には好きだ。ツッコミが不在になる瞬間のとっちらかりっぷりがいい。

なんというか、「きんいろモザイク」とか「こみっくがーるず」のかおす先生とかを思い出す感じ。あーいうタイプの作品が好きなら、アニマエール!も好きだと思う(もうそういう人は見てそうな気もする……)

 

絵でいうと、チアリーディングの場面はけっこう力が入っているなあと思った。

特に振り付けとか、ちゃんと監修する人がいるのがよくわかる。本当にこういう振り付けで演技をしているチア部がありそうだ。作画も絵を止めたり動かしたりしながら、ちゃんと踊っているキャラクターを表現してくれたのが嬉しい。まんがとアニメの違いってそこがあると思うし。

 

そういう「全体的に」見たときの話もあるけど、個人的に好きなシーンの話もしておきたい。

3話の恋愛の応援相談のシーンと、10話最後の花和が日焼け止めをひづめに塗りますよっていうシーンが好きだ。

 

3話の恋愛相談だと、「彼氏彼女だねっ」発言の以前と以後の雰囲気の違いや、そういう(雰囲気が違くなるような)描き方をする丁寧さ、そのあたりは本当に素晴らしいと思った。いつかあの子が、左耳にピアスをつけれるようになるといいなあとか思った。

 

10話はまあ、そもそも花和ちゃんがかなり好きだから……というのはある(自分が誰か or 何かを好きであることに没頭しているようなタイプが好みなので)。でもそれはそれとして、下手から歩み寄る花和ちゃんと上手にあるパラソルの下から出てくるひづめという配置や、最後にパラソルの日陰から出て明るく照らされるひづめとか、そういった要素が組み合わさってめちゃくちゃ気持ちのいい絵になっていた。

 

あと個人的には、チアをエロ目線で見ないように気をつけているアニメだなあというのも思った。チアリーディングの中では、どうしても足を上げてラインダンスをしたりジャンプしたりする。

しかしこのアニメでは、基本的にアンスコなんて見えない。たしかにそのへんはこのアニメにはいらない部分だと思うし、それでいいんだけど、あまりにも徹底して見せないのでむしろ心に残ってしまった笑

 

まあ何が言いたかったのかというと、アニマエール! ってアニメは面白かったってこと。

仕事楽になる(はず)なのでまだまだこれからアニメ見るぞー