今日はこの本を読んだ。ひとことでいえば、一風変わったビジネス書だ。
かなり分量は薄い本だけど、なかなか面白かった。
特に最近の私みたいに、やりたいことが決まってきている人には興味深く読めるポイントがどこか1つは見つかることだろう。
逆に、やりたいことは特にないけど仕事を効率的にやりたいぜ……みたいな人にはまっっっっっっっっったく向いていない。そういう人は他の本を読んだ方がいい。
個人的に面白かったポイントをまとめておくと
- 失敗は成功の源ではない
- 成功の方法は成功から、失敗しない方法は失敗から学びましょう、ということ
- やめたほうがいいことを見つけよう
- なんでこれやってるんだっけ? という疑いを持ち、必要でないならやめよう
- その空いた時間で、本当に時間を割く必要があることをしよう
- 見積もりや計画に正確性を求めすぎるのはやめよう
- どうせ先を見通すことはできない
あたり。他にも、事業をやる上で、他の本にはなかなか書いていない内容がいくつか書いてあったように思う。
ちなみに、原著はこの本。初版が出たのは13年前なので、正直古臭い本になっているんじゃないの? と思っていたのだけど、全然そんなことはなかった。
Basecamp: REWORK — the New York Times bestselling book about business
この本が出ても世界は大きく変わらなかったけど、そのぶんまだこの本から学べることはあるんだろう。たぶん。
あと原題の「Rework」って聞いたら↓のGoogleのほうを思い出しちゃうけど、こっちはまだ読んだことがない。いつか読んでみたいなー