以前この記事を書いた時には完全に忘れていたんだけど、まだミゲル・カブレラも現役だった。今日までは。
今日はミギーのラストゲーム。とてもエモーショナルだった。結局15年くらいタイガースにいたのだろうか? それだけ長い間1つのチームに在籍した選手も中々いない。
それだけに、デトロイトの人たちも暖かく送り出していた。ミギーの打席をもっと見たい。ミギーがグラウンドにいるところを1分1秒でも長く見たい。そんなムードに球場が包まれていた。
ただまあ、エモーショナルでしたね、よかったね、で済ませたくない気持ちもどこかにある。
2010年代後半以降のミギーはぶっちゃけ衰えていて、もはや並の選手かそれ以下というレベルだったが、その割に契約はデカすぎたので処理もできないという状況だったはずだ。
だから彼がここまで現役を続けられたという面は間違いなくあると思う(まあ、本当にチーム編成上どうしてもミギーを外したい、となったらプホルスみたいにDFAするとかやりようはあったんだろうけど)。
なんなら、タイガース球団としてはもっと早くこんな試合をやりたかんじゃないすかね、という気持ちもある。
まあそんな意地悪い考えはあるけれど、記憶に残しておくべき引退試合であることは確かだ。ミギーお疲れ様でした。