最近読んでいる本を置いておく。
-
韓国 超ネット社会の闇
この本はマスクドアナライズさんのnoteで紹介されてたので買ってみた。新書だから手を出しやすかったし。書いてくれてありがとうございます!
【2021年版】IT業界で働く人が楽しめる本10選|マスクドアナライズ|note
— 五月マヨ (@shatsutosokks) 2022年12月11日
そろそろマスクドアナライズさんの2022年度版 IT業界で働く人が楽しめる本10選 の時間かなあ https://t.co/QYgNfXqPxn
タイトルに超ネット社会の「闇」とあるように、この本では韓国でインターネットが人々の生活に浸透した−しすぎた−結果、どういった問題が起きているかに関しての記述が多い。とはいえ、根拠のない誹謗中傷などではなく、様々なデータを調べて記述したのだろうなあというところが多くて良い(ただその分、もう少し参考文献のところが充実していたらさらに良かった!)。
最近K-POPを聴いたりするようになって韓国への興味がモリモリ出ていたのだが、そういう時期にこの本を読めてよかった。好きだからこそ問題点から目を背けてはいけないなあと思う。
-
小三治の落語
落語史や演目、本人へのインタビューを通して、柳家小三治という落語家の落語の魅力に迫ろうという本。
私は寄席に行ったりするほうではないし、落語をよく聞くわけでもない。だが、なんとなく平積みされていたこの本を手に取ったのだが、それが運の尽き(?)。いやもうとにかく面白い!
なんといっても、本当に著者が柳家小三治のことを好きなのが伝わってくる。圧巻なのが第2章「「小三治落語」の演目」で、柳家小三治がかけたことのある演目について、「あ」から順番に書いているのだが、その量なんと文庫本で約180ページ。読んでも読んでも全然2章が終わらず、柳家小三治という落語家がとてつもない数の演目をレパートリーに入れていたことがとてもよくわかるし、著者もこんなにたくさんよく書けるよなあと本当に感心した。
この章を読んでいる時の気持ちは、めちゃくちゃ熱量の高いオタクの同人誌を読んだ時の高揚感に近い。非常にいい買い物だった。
-
Pressed for Time: The Acceleration of Life in Digital Capitalism
洋書を月に2冊読む
2023/01/01「2023年の目標」 - シャツとソックスの日記
ということで、今月の前半はとりあえずこれを読んでいる。
テクノロジーは人類を労働から解放してくれるはずだったのに、今のところそうなっていない。むしろ、スマートフォンやインターネットのおかげで、我々現代人はどんどん忙しくなっていっているではないか? このような現象はなぜ、どのように起きているのだろうか……について探ってみよう。
まだ1章の途中までしか読めていないのだが、この本の内容はこんな感じだ。
ちなみに、この本の出版社であるシカゴ大学出版部は、月に1冊、無料で電子書籍を公開している。ダウンロードするまではちょっとめんどくさいが、今まで読んだことのない洋書も読めるよういい機会なので、多読の本を探している英語学習者にはオススメ。