もう15年も経つんだなあ、とらドラが放送されてから。
ということで、久々に見直した。
竜児が正解を踏み抜きまくっているの、本当に今見ても惚れ惚れする。人間関係って1回だけ正解を出せばいいんじゃなくて、継続して正解を続けていかないといけないんですよね。めんどくさい。
それにしても、大河には1人で生きてほしかったなあ。
私も少し前まで、大人の身勝手さにイライラして、意地で突っ張って、そのたびに殴られて、そんな感じで生きてきた。
こういう人生だからなのかなぜなのかはわからないが、私はどうしても、自分を傷つけてまで人間関係を結びたい、とは思えない。他人が怖い。自分が傷つくことが怖い。
だから1人で生きていたいし、1人で生きていたって(幸せにはなれないかもしれないし、いつまでもそうという保証もないけれど)楽しい気持ちになれる、というのは信じていたい。
ラブコメを見て何を言っているんだって話だけど、本当にそう思う。
大河にとって竜児と一緒にいることは本当に幸せなことなんだろうし、そうあるべきだとも思う。
でも、私はどうしても大河に、1人で生きていても楽しいんだよ、ということは伝えたくなってしまった。
果たして、このアニメを今見直したことが良かったことなのかはわからない。
わからないけど、今見ないと出てこない感想であることは確かだ。