2023年はKindleだけで170冊ほど本を読みました(まあ、まんがとか雑誌も入ってるから、実質90冊くらいになるけど)。紙の本とか他の電子書籍アプリで読んだ分もあるから、まあ年間でだいたい100冊読んだと言わせてください。
その中で特に面白かった本を、10冊ピックアップ。5冊はまだ日記に紹介していない本から、5冊はすでに日記で紹介した本から選びました。
特に順番に意味はありません。
1. 流言のメディア史
いわゆるデマについての本。
インターネットをやっている以上……というか、生きている以上? 釣りや偽情報と対面することは避けられない。なので、相手がどういった存在なのかを把握するために読んでみた。
この本にもあるように、デマはインターネットにおいてのみ存在するものではないし、読んでみて本当に良かったと思う。
個人的には、この本の中で紹介されていた「新聞の嘘」という、1930年代に書かれた本で指摘されていたことがまだそこそこ妥当性ありそうな点に驚いた。
2. <私>時代のデモクラシー
近代の、「私」という個人に焦点を当てざるをえなくなった社会で、どうすれば「私たち」を射程に収めた社会を作っていけるんだろう? ということを考えるときに、この本は非常に参考になった……と思う。あとで買おうと思ってたら半年以上過ぎてたな……
3. 肉体の悪魔
心とその動きを、ここまで書いた小説は初めて読んだ。
心理は因果関係で語るには奥深すぎると思うけど、それはそれとしてこの本には凄みがあったとおもう(言語化放棄)
4. 戦争の日本中世史
ある種の逆張りに基づいて書かれた本。この系統で言うと「ブッダという男」も良かったが、それまでの主流ではない考え方をあえてもってくることで、新たな知見を提供しようという試みが形になったホンダ。
読んでいて楽しかった(とはいえ、単純に逆張りだから面白い、とならないように、冷静にならないといけないところではあるんだけど)。
この時代のこと誰が興味あるんだよって感じではあるけれど、興味あるならおすすめ。
5.「みんなで豊かになる社会」はどうすれば実現するのか
それには、「メタ正義感覚」が大事だ、という話。
「<私>時代のデモクラシー」と似てるところに問題設定があるかも。
ちなみに、日記で既に紹介したものの中でいうと、このあたりが特に面白かったかなー。
1. シングルマザーの貧困
2. 結局、ウナギは食べていいのか問題
3. 多様性の科学
4. 失敗の科学
5. 生きづらい明治社会
それでは、よき読書ライフを。
来年も素敵な本に会えることに期待して。